Railsのroot_pathの使用方法

Railsのroot_path

root_pathとは、Railsがルートとしている場所のpath、つまりRailsで動くWebアプリケーションのルートを示す定義です。
 

●root_pathを使う理由

ルートディレクトリは、初期状態では ‘/’ ですが、アプリケーションによっては別のディレクトリにアプリケーションのルートを変更することがあります。railsであれば、rootのルーティングを変更することが該当します。

そのように変更した場合でも、ルートを利用したい場合にはroot_pathを使ってビューのコードを書いておけば、ルーティングが変更になってもビューのソースコードの変更する必要がありません。つまり、コードの中で実際の場所を意識しなくてもよくなり、コードの保守性が上がるというメリットがあります。

●書き方

root_path

とコード内に書けばroot_pathを参照できます。

 

●書き方例

・リンク

ビューにルートへのリンクを作りたい場合、ビュー内に

<%= link_to 'Top',  root_path  %>

と書きます。

 

・リダイレクトできなかったときの飛び先

ある画面からのアクション後に元の画面に戻りたい時に、もし戻れない場合はrootに戻すという時、コントローラ内に、

redirect_back(fallback_location: root_path)

と書きます。Webブラウザ参照元の場所を保持していれば戻れるのですが、保持いないときにデフォルト場所のroot_pathに遷移します。

 

参考サイト

techacademy.jp